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皆でかなえる、皆で繋がる
『指定難病定期勉強会の開催』
日中は汗ばむ季節となりましたが、皆さま、お変わりないでしょうか。
先月6月29日(月)に、「難病における評価を考える」をテーマに
社内勉強会を開催しました。
講師は、泉佐野・貝塚・熊取エリアのリーダーである理学療法士の中尾です。

指定難病勉強会2

最初に国際障害分類「ICIDH」や国際生活機能分類「ICF」
の評価モデルの話があり、次に担当ケースの事例を交えながら進みました。
※「ICIDH」が、「疾患→機能障害→能力障害→社会的不利」という
一方向の考え方であったのに対し、「ICF」では障害を、
「心身機能・構造」や「活動」、「参加」、「環境因子」、「個人因子」などの
観点から、できないことだけでなく、できることも含め、
多方面から考えるようになっています。

難病は進行性の病気であり、日常的な活動や動作が徐々に難しくなります。
その中で、病気の受け入れや今後に対する不安、家族や他者との関係性など、
様々な部分に影響が表れます。
仕事や趣味、家事などの活動が難しくなることへの喪失感や恐怖感は、
本人にしかわかりません。

リハビリと聞くと、歩行訓練などの機能回復訓練のイメージが強いかもしれません。
療法士は、身体機能に加え、
「活動」と「参加」の両側面から考えることが大切です。
環境に適応するための訓練ばかりではなく、家庭内や地域での役割、
社会復帰への関わり、ご利用者の日常生活の活動を高め、
家庭での役割の再獲得や社会参加を促進する目的も含まれます。
そこから見えてくる事柄や、
実際にお身体に触れることで得られる情報は重要です。

指定難病勉強会3

指定難病に限らず、まずは人対人の関係だということを忘れずに、
その方の生きてきた背景や過ごしてきた時間を知ること。
そして、療法士として学び続ける姿勢に変わりはないと
再認識した勉強会でした。


作業療法士 鎌田 亮平
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