皆でかなえる、皆で繋がる
『療法士は訪問先で何をしているの?』
こんにちは。
先日、東淀川区北部包括支援センター主催の「なかよしの会」に出席しました。
「なかよしの会」は、東淀川区北部地域包括支援センターが主体となって
行われている他職種が交流できる会です。
参加されるのは、居宅支援サービス、福祉用具業社、訪問サービス、
通所サービス、入所サービス、等の東淀川区北部で地域サービスを
展開しているスタッフの方々が主となっています。
どの職種に限定しているわけでなく、
東淀川区北部でない事業所の方も参加されます。
とても窓口の広い会だと思います。
以前、他の地域から参加された方が、
こんな会があるなんて羨ましいと仰っていたので、
なかなか他にはこんな機会が設けられていないのだろうと感じています。
普段の業務終了後に行われるため、和やかですが、
とても熱心な方々の集まりだと思っています。
私も昨年頃より地域に関わる者として飛び入り参加させていただき、
以降開催毎に参加させてもらっています。
様々な取り組みがある中に、事例検討会というものがあります。
その検討会では、様々な職種の立場からの考えを聞く事ができ、
自分が経験できないような事例のお話しを聞かせてもらえるので、
毎回勉強になっています。

今回、縁あって作業療法士の立場から、
私が関わったご利用者について発表させていただきました。
今回は20名程の参加があり、その前で発表させてもらいましたが、
結構緊張しました。
ICF(国際生活機能分類)でまとめさせてもらったのですが、
好評なご意見が多かったのでホッとしています。
私が発表したテーマは、
「脳梗塞後遺症男性に対する活動・参加へのアプローチ」と
「認知症独居高齢者がデイサービスを再利用するに至るまでの関わり」です。
認知症のケースでは、「こんなサービスの利用の仕方があるとは驚いた」や、
「定型的なサービス提供ではなく他の視点も必要と感じた」と
お言葉をいただきました。
療法士に関わらず、訪問サービスにおいては、ご利用者のお宅にうかがい、
基本的にご家族・ご本人と接するため、どのような関わりをしているのか、
どんな事を考えているのか、他職種には伝わりにくいかと思います。
今回発表させていただいた事によって自分が行ったアプローチを振り返る
良い機会になりました。
関わりの中で悩む事もありましたので、
それについて参加者の方々からご意見をいただいたので有り難かったです。
今後の業務に活かしていきたいと思っています。
個々に合った目標を立て、その方がイキイキし、主体性をもって、
活動・参加ができる範囲が広がるような関わりができれば、
地域貢献できるのではないかと思います。
この会を通して顔見知りも増えました。
地域連連携の輪がどんどん広がって行くのを感じています。

淀川区ブログ1

余談ですが、 写真はうまく撮れているでしょう?
良い写真が撮れるように皆さん協力してくれました(笑)


作業療法士  田中 孝英
『ニチイ京橋支店勉強会』
9月8日(火)ニチイ京橋支店にて、
ケアマネジャー向けの研修を開催いたしました。

講師は当事業所の理学療法士である今が務めました。
今回は主に「連携」をテーマにグループワークを交えながらの
研修となりました。

ニチイ京橋

ファシリテーターとしてかなえるリンクの社員も参加しています。

医療現場では多職種連携が大切です。
しかし連携が大切であることは分かっているが、
具体的にどの情報をどの職種から聞けば良いのかが
分からずに悩むことは多いかと思います。

そのため今回のグループワークでは提示されたケースに対し
どのようなケアプランをたてると良いかをディスカッションすることで
より実践に近い形で研修することができたかと思います。

参加されたケアマネジャーからは理学療法士と作業療法士の違いが
いまいち分からないといった意見もありました。
グループワークで話していく中で理学療法士と作業療法士の違いや、
地域で働く療法士と病院で働く療法士の違いなども理解することが
できたかと思います。


参加されたケアマネジャーからは
「療法士さんに何を聞けば良いのか分からなかったから
今回はいい機会になりました。距離が近くなった気がします」
とも言っていただきました。

私自身も現場のケアマネジャーさんの意見を聞くことができ
学ぶことの多い1日となりました。

その方が今まで生活してきた地域で暮らすということ、
今まで生きがいにしてきたこと、
その人が大切にしていることを支えられるように、
療法士だけでなくケアマネジャー、他の医療職が連携をとることは
非常に重要であると再確認させていただく良い機会となりました。

お困り事があれば、いつでもご相談下さい。
本日は、貴重なお時間をいただきありがとうございました。


作業療法士  澤田 浩基
介護度が上がるのは良いこと?
永吉OT ブログ 9月分


朝夕めっきり涼しく、過ごしやすくなりましたが、皆さんお変わりないでしょうか?作業療法士の永吉琢也です。
今回のブログでは、要介護度について書きたいと思います。

先日、私の担当するご利用者の奥さんから聞いた話です。
ちなみに、この方は週二回のデイサービスと3ヶ月に一回のショートステイ、他に福祉用具のレンタルを利用されています。(パーキンソン病の患者さんなので、訪問リハについては医療保険での提供となっています)
「この前、市の職員が認定調査に来たんやけど。うちの人、今要介護3なのが4とかになったら、利用料金上がるんかな?」
「介護保険の更新ですね?」
「そう」
「介護度が上がれば、デイサービスとショートステイの料金は、多分いくらか上がると思います。逆に介護度が下がれば料金は少し安くなると思います。詳しい金額はケアマネさんに聞いてください」と答えました。
「介護度下げてくれへんかなぁ(笑)」とのことでした。

今 まで私が色んな方を見てきた中では、「これ以上介護度下げられたら、リハビリ受けられへんようになる」とか、「市の調査員が来る日は、寝たきりのふりする んや」なんてとんでもないことを言う方も見たことがあり、どちらかと言うと、現行のサービス継続のために介護度を下げないでほしいと望む方や、サービス利用の限度額を増やしたいので介護度を上げてほしいと望まれる方が多いと感じます。
普段介護されているご家族が、「私はこんなに介護を頑張ってるのに、この介護度はありえへんわ!」とお怒りになっていたケースも見たことがあります。
前述の方は、この方々とは逆に「介護度を上げてほしくない」ということですね。

さて、ここで皆さんに質問です。
皆さんは介護度が上がるということが、何かしら良いこと、得することだと考えておられませんか?
限度額が増えてサービス利用が増えれば、当然自己負担の額も増えるということに気付いておられますか?
さらに言えば、介護度が上がると、特にデイサービスやショートステイなどの施設系のサービス利用においては自己負担額が高くなるということをご存じでしょうか?

介護度に応じて経済的な負担も増えるなら、単純に「介護度が上がること=喜ぶべきこと」ではありませんよね。
もちろん私は一概に全ての方において、介護度を上げたがる風潮を責めているのではありません。
本当に必要なサービスを受けるために介護度が上がるならば、それは理にかなったことだと思いますし、世の中には進行性の難病のように、徐々に出来ないことが増えて介護度が上がらざるをえない病気もあります。
ただ、介護度が上がれば限度額も上がり、自己負担の額が増えて経済的に苦しくなる場合もあるということを知っておいてもらいたいのです。

本来ならば、身体の状態が改善して介護度が下がるということは、ご本人にとってもご家族にとっても、誰にとっても喜ばしいことのはずです。
理想論なのかもしれませんが、そういうことを皆で純粋に喜べる世の中であってほしいと思います。

作業療法士 永吉 琢也
『泉尾商店街 第二回 無料出張相談会』
皆さま、健康のこと、介護のこと、またご自身のお身体のことで
お悩みを抱えてはいませんか?

元気で健康な日々を過ごしたいと、誰もが思うことでしょう。
しかし、お仕事や家事の疲れ、また病気による身体の不自由など、
長く使われてきたお身体のどこかに疲れや痛みが出ている方も多いかと思います。
また、ご家族の介護のことで悩まれている方も、気軽に立ち寄れる場所が
近くにあれば、相談がしやすいのかもしれません。

そこで、8月22日(土)大正区泉尾商店街の場所をお借りし、
大正区北部地域包括支援センターとブランチ(いずみの家)を中心に、
ジール大正ケアセンター、ビーナスクラブ泉尾と当事業所が集まり、
地域の皆さまの声をお聞きするため、二回目の無料出張相談会を開催いたしました。

泉尾相談会

相談会では、地域包括の職員、看護師、福祉用具専門員、ケアマネジャー、
リハビリスタッフが、それぞれの視点から悩み事をお聞きし、アドバイスや提案を
させていただきます。
今回、相談に来られた方は、血圧のことや、お子さんのこと、
ご家族の介護のことなど、様々なお悩みを抱えていらっしゃいました。
お話を聞かせていただいている中で、誰に相談すればよいかわからない、
一人で抱え込むしかないというお声もございました。

誰かに相談をすることは非常に勇気がいることだと思います。
そこから一歩踏み出していただくことで、解決策が見つかるかもしれません。
また、誰かに話すことで肩の荷が軽くなるかもしれません。
その一歩が出しやすくなるような相談会を目指し地域の活動をしております。

泉尾相談会2

また、腰痛予防や認知症予防、姿勢改善に効果が期待できる体操などを実施し、
参加してくださった方々には、体操の方法や解説が書かれている資料を
無料で配布しております。
私たちは、予防体操などを提供するとともに、
様々な活動に参加する必要性をお伝えしたり、
そこから新しい交流が始まることで、
地域との繋がりが生まれるのではないかと思います。


お身体のことや介護のことなど、相談がしやすい窓口として、
また、住み慣れた地域に、元気で健康に過ごせるよう、
少しでもお手伝いができるように、
これからも相談会だけでなく、療法士としても少しでもお力になれるよう
チーム医療に関わる皆さんと一緒に、誠心誠意、サポートしていきます。


作業療法士 鎌田 亮平
『コミュニケーション支援で思うこと』
こんにちは。
だんじり祭りで盛り上がりすぎている、岸和田在住の片山です。

昨年より大阪府の事業の一環である『コミュニケーション支援者育成セミナー』にて勉強中なのですが、まだまだ知識も経験も浅く、実践で活かしきれず、、、な私です(>_<)

コミュニケーションとさらっと言ってしまいますが、本当に奥深いと感じています。
言葉、文章だけでなく、表情、触れた感触、わずかな皮膚の動き、、、その方によって様々な表現方法があります。

それを、いかに私たちが感じ取って、利用者さんには最小の努力で安楽に最大の表現ができるような支援ができるか、、、が課題と感じています。

その第一歩として、スイッチの作成をするために、セミナーの先輩でもあり、サテライト泉州 運営責任者 永吉OTのもと、早急にスイッチの工夫が必要となった同僚の藤田OTと私でまずは日本橋の部品専門店をはしごして、、、笑

片山OTブログ スイッチセット

後日、はんだごてや通電チェッカー、、、土台になるもの(100均のメラミンスポンジ、お菓子のケースなどなど)を用意しての作成会も行いました。
実は、自宅ではんだごてを使用してみたのですが、、、なぜか失敗(>_<)
そんな私でも作成会ではおだてられながらなんとか1人でつなぐことができました!

片山OTブログ スイッチ

あとは、利用者さんの想いと客観的な機能評価を合わせて、、、
市販のものそのままでは使用しにくい場合にでも、ちょっとした工夫を加えたり、手作りのものを提供したりとその場で動ける療法士を目指します!


訪問は病院勤務よりも他の療法士と会って話す機会はグンと低いと思います。
でも かなえるリハビリ は所属する療法士が多い分、こうして声をかけ合えば、それぞれが得意とすることを共有しあえる、、、そんな環境に助けられながら、これからもコツコツ、じりじりと利用者さんとともに前に進みたいと思います(*^^*)


作業療法士  片山 卓美
『言語聴覚士の訪問』
8月28日(金)東淀川区地域包括主催「なかよしの会」にて、
研修を開催いたしました。
約40名の方にご参加いただきました。

講師は当事業所の言語聴覚士である江村が務め、
1時間程お話をさせて頂きました。
今回のテーマは、
「言語聴覚の訪問 ~こんなことが得意です~」についてです。

なかよしの会①

最初に言語聴覚士とはどのような職種であるのか、
対象疾患や症状にはどのようなものがあるのか。
事例を通して講義を行いました。

まず、言語聴覚士とは…
『音声機能、言語機能又は聴覚に障害のあるものについて
その機能の維持向上を図るため、言語訓練やその他の訓練、
これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とするもの』
という定めがあり、病気や障害の影響で意思疎通が困難、
食事が上手く食べることができない、といった方々を対象に
リハビリテーションの提供や助言を行います。
対象疾患は様々で、小児から成人まで幅広く対応しています。

研修の後半にはグループワークを行い、
実際に現場で困っていることを討議していただきました。
その中であがってきた意見には、
「何とか食べさせてあげたい」
「話していることがわからない」
「意思疎通が困難な方にどのように関わっていけば良いのかわからない」
などがありました。
また、現在、東淀川区では言語聴覚士の訪問が少なく、
困っているという意見も沢山ありました。
「食べる」「話す」「伝える」ことは生きていく上で、とても大切なことです。

なかよしの会②

ここで、摂食・嚥下障害について少し触れたいと思います。
私たちは、普段何気なく食事をしていますが一連の流れがあります。
①目で見て食べ物と認識し、お箸やスプーン等を使用して口へ運ぶ。
②食べ物を口に取り込み、舌や頬、歯、下顎などが協調運動を行い
  飲み込みやすい塊を作る。
③舌を使い、食べ物をのどの奥へ送る。
④飲み込みやすい量がのどにたまりゴックンが起こる。
⑤ゴックンした塊を胃へ送り込む。
この流れのいずれか、もしくは複数に問題がある場合を
摂食・嚥下障害と言います。

また、誤嚥にも3つのパターンがあります。
①飲み込む前
②飲み込んでいる最中
③飲み込んだ後

「水分の場合はとろみをつけたらいいのですか?」という質問もありましたが、
全ての方の水分にとろみをつけるという訳ではありません。
「とろみをつけるのが面倒。」「目分量でつけています。」
という話をよく耳にすることがありますが、
計りや計量スプーンなどを使用して毎回同じ粘度にするのが安全です。
「とろみがすぐにつかないから、とろみ剤を足しています。」
という話もよくありますが、時間が経てば非常に粘度の高い
とろみ茶やとろみ水ができることがあります。
それが原因で、のどに残ってしまい誤嚥するというケースもあります。
つまり、こちらが患者やご利用者の誤嚥をつくっていることがあるのです。
ご利用者に応じて、とろみを使い分けていく必要があり、
食事の姿勢や食べ方など代償法で対応できる場合もあります。

最近では、言語聴覚士のニーズが高まっています。
今回の講義で皆様の熱心に耳を傾ける姿を見て、
言語聴覚士の役割、訪問内容を知っていただく良い機会になったと感じます。
言語聴覚士だけでなく、多職種が「連携」してご利用者の想いに寄り添うことが
より一層求められています。
今回の講義を通して、
いつもと違う視点でご利用者に「気付く」ことができると思います。

本日は、お忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。


エリアマーケティング 牛之浜
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