皆でかなえる、皆で繋がる
『訪問で見つけた便利な物』
みなさま、梅雨も明け本格的な夏が、せみの声と共にやってきました。
我が子も夏休みに入り、プールや海、楽しいことがたくさんあり、
暑さに負けず、日に日に真っ黒に日焼けしています。

私はかなえるリハビリ訪問看護ステーションに入社して一年が経ちました。
在宅の訪問看護師として関わる中で、これはいいなと思った物を紹介します。
病院では環境も整い、空調も管理されていますが、在宅ではなかなか難しい事です。
私が関わっている利用者様が使用している物なのですが、
エアコンファン付きマットを見た時にこんな便利な物があるんだと驚きました。
マットのように敷き、冷風が背中を流れるようになっていて熱がこもらないような
仕組みになっています。
利用者様は、体温調節が自分でコントロールできず、寝返りもご自身では
できません。
夏は冷房をつけて生活されていますが、背中に熱がこもりやすく、38度の熱を
出される事も度々あります。
そんな中、往診にこられた看護師よりこの商品を聞き、すぐに試されたそうです。
それからは、毎年夏になると使用されています。

南川NS7月ブログ写真


医療物品ではないけれど、みじかな物で利用者様の生活に役立つ便利な物を知り、
在宅ならではの工夫の一つだと思いました。
今後もそんな便利な一つを新たに発見していきたいと思います。

この商品は、すべての利用者様にとって適切なものかどうかは分かりません。
介護保険によるレンタルや障害者手帳による日常生活用具などの
公的補助が使えないことも了解した上で、身近な看護師等に相談の上、
導入を検討してください。

看護師 南川 仁美
『連携の大切さについて学ぶ』
こんにちは、理学療法士の池田です。
梅雨も明けてどんどん暑くなってきました。
昼も夜も気温が高いですし、熱中症に注意ですね!
さて先日、作業療法士 渡邊が所属する団体「Aogi家」主催の研修会に
参加しました。
「Aogi家」のメンバーは作業療法士が中心となっています。
コンセプトとして、「一人では第一歩が踏み出せないけど、人との繋がりにより
その第一歩を踏み出せるようにする。」と主催者の方が話されていました。


池田PT7月ブログ写真①


「Aogi家」により繋がった3名の療法士による「施設に入所している方と一般の方が
合同で、「街を歩き・食事・お花教室を体験する」イベントを開催した。」という
内容で発表がありました。
開催にあたり様々な困難があったようですが、発表者の方々は「みんなで協力して
開催できて本当に良かった」と話されていました。


池田PT7月ブログ写真②


研修会の最後に、「仕事などをしていく上で、どのような考えを持って
続けいていくか。」といった内容で講習が行われました。
講師は作業療法士の方で、精神面・普段からの心の持ち方等を
実体験も交えながら話されました。

かなえるリハビリ訪問看護ステーションでは、訪問看護・訪問リハビリはもちろん、
勉強会や健康教室、地域事業など様々な地域での活動を行っております。
それぞれ活動内容も考えも違いますが、「利用者さんや地域に貢献でき、
活躍できるのは嬉しい」と感じるのは共通していることと思います。
今回の研修会では私自身、主に「連携や協力」「仕事をしていく上での喜び」
といった事を改めて考え直すきっかけになりました。
一人で仕事や物事の達成はできません。
訪問現場でも、利用者さん・家族さん・ケアマネさん・他事業所・職員同士などで
情報共有や連絡は不可欠です。
「連携」ということを大切にし、改めて「連携とは何か」を話し合うことも
あります。
今後は「一人で進めてしまっていないか」「情報を伝えられているか」
「連絡はできているか」「目標や目的は何か」など、
一つ一つ確認しながら進めていきたいと感じました。

理学療法士 池田 晴紀
『歩きの調子を整える先端技術の歩行介助ツールを学んで』
日中は汗ばむ季節となりましたが、皆さま、お変わりないでしょうか。
7月21日(木)に「ACSIVE(アクシブ)無動力の歩行支援機」をテーマにした外部勉強会に参加しました。
泉佐野・貝塚・熊取エリアリーダーである理学療法士の中尾が主催の中心となり、今仙技術研究所の方が講師を担当し、座学・体験と被験者デモの二部構成で開催されました。

鎌田OT7月ブログ写真①

鎌田OT7月ブログ写真②

ACSIVEとは名古屋工業大学の佐野明人教授が10年以上の研究・解明してきた『受動歩行』理論に基づき、今仙技術研究所と協同開発した歩行支援機です。特長として静音性に優れ、いつでもどこでも使えることをコンセンプトにしています。他の歩行装具との相性も良いため幅広く利用されることが期待できる製品です。

脳卒中片麻痺の方、高齢で歩きの弱い方など様々な疾患を抱えている方が使用でき、人間本来の自力歩行の原理を応用し歩行の調子を整えます。歩行動作で自然に腰部のバネに力を蓄え、一歩一歩の膝の振り出しをアシストします。無動力・シンプルなので施設だけでなく自宅での歩行訓練に使え簡単に扱えます。足が軽くなる体感があり歩き易く、歩幅が拡がり歩行スピードも上がります。
2015年にはグッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞し、「先端技術である二足歩行のロボディスクで培った技術を、足の運動に難がある人々の歩行介助ツールに応用(※審査評価を引用)」した点が高く評価されました。

体験では右脚用を装着し歩いてみた感想としては、装着時より外した後の歩きやすさが実感でき運動学習効果があるように感じました。装着はポイントを押さえることで簡単に行え、軽量(片脚用:約550g)なため装着しているのは気にならない程度でした。医師の意見書は必要ないとのことですが講習を受講する必要があり、また自費購入になるため高額な点が気になります。全国6カ所で試着会が開催されており、一部の福祉用具・レンタルサービスでもレンタルが可能なようです。

鎌田OT7月ブログ写真③


被験者デモでは、装着時の歩行スピードが速くなっていることがわかりやすく、また歩幅が拡がる効果が表れていました。ご本人も「やっぱり何か感じが違う。(外した後も)余韻があって最初の状態より結構歩けた。」と実感されたようです。

個人によって相性があるとは思いますが、これから団塊の世代が75歳以上となる2025年(平成37年)問題や高齢化社会においてリハビリテーションと合わせて普段から予防をしていくことは大切になると思います。様々な分野で新しいモノがどんどん開発・製造されているため、私自身も個人に合わせた提案が出来るようになるためにも多くの情報に触れ、日々精進してまいりたいと思います。

作業療法士 鎌田 亮平
『知恩寮勉強会Part4 事例検討』
こんにちは。理学療法士の門田です。
7月19日(火)に、天王寺区にある「障害者支援施設 知恩寮」で勉強会を
開催しました。

この勉強会は、施設スタッフの方々から施設入居者の日常生活支援について
悩みや相談があるので、それについてリハビリ職の視点から、考え方や
解決策について勉強会として話をしてほしいと相談を受け開催されています。

門田PT7月ブログ写真1

今回は「事例検討」を行い、施設に入居されている方の同意を得たうえで、
日常生活の様子をビデオ撮影させていただき、その動画から具体的な日常生活の
支援の方法についてみんなで考えリハビリの視点での考え方を
お伝えさせていただきました。
日常生活の様子では、食堂での食事の姿勢や方法、
施設内における歩行などの移動動作やその環境に関する相談を中心に
意見交換をさせていただいています。

食事をとるときに姿勢が傾いているとどういったことが起こりやすいのか?
食卓の高さが食事動作に与える影響はあるのか?
歩くときにふらつきがみられる方の介助はどのように行えばよいのか?
様々な内容について意見交換を行いました。

門田PT7月ブログ写真2


勉強会を行い感じたことは、医療や介護の分野においては
それぞれの地域の特色に合わせた環境の中で様々な職種のスタッフが
多くの対象者の方と関わっており、それぞれの立場で様々な悩みを
もっていることがわかってきました。
施設の現状や働くスタッフの悩みを知るよい機会になりました。
私たち訪問看護ステーションに所属する専門職ができる
地域貢献とは何かということをしっかり考え、行動ができるように
日々研鑽していきたいと考えています。

理学療法士 門田 淳志
『田舎風景』
こんにちは!!
かなえるブログ初登場の言語聴覚士の渡邊政智(わたなべまさとも)です。

今回は自己紹介をさせていただきたいと思います。
以前は南河内の急性期~回復期の病院にて勤務していました。
病院などで勤務している言語聴覚士は多いのですが、地域で活動している
言語聴覚士の数はまだまだ少なく、自分が関わることで少しでも
地域の皆さんの力になれれば良いなと思っています。
エリアは主に南河内エリア(河内長野、富田林、羽曳野、藤井寺、太子町、河南町)
を中心に活動しています。
地域で活躍する言語聴覚士の数が少ないことから、他エリア(大阪市内や泉州地域)も
回ることがあるのですが、全然土地勘がなく、毎日地図と格闘しています。
もし大阪市内や泉州地域で細い路地で行き止まっている軽自動車を見かけたら
多分私です。笑

話を戻しますが、私は生まれも育ちも大阪南河内の「太子町」という小さな町です。
田舎の小さな町なので、他のエリアのスタッフや利用者様からは、
「何市の太子町?」「兵庫県?」
などの質問されることが多いのですが…。
『市ではなく郡です』『太子町は昔から大阪にあります』
自然が多く本当に良い所です。是非機会があればお越し下さい。

今回は最後に「太子町から見た景色」と「山手にある田畑の様子」を皆様に
届けたいと思います。
私の住んでいる地域は場所が大変高地のため、遥か下に富田林市や
大阪市などが見えます。
これからも毎日、皆様の街まで『下山』します。
こんな私ですが地域の為に精進しますので、今後も宜しくお願いします。

image1_201607242320038ca.jpeg

image2_20160724232004cef.jpeg


言語聴覚士 渡邊 政智
『かなえる健康広場』
こんにちは、作業療法士の田中玲です。
6月30日(木)に、西区老人福祉センターで開催された『かなえる健康広場』に
行ってきました。
これは、大阪市が取り組む『高齢者の生きがいと健康づくり推進事業』の
1つになります。
高齢者が通える、介護予防についての情報発信や健康講座の場として、
これから月1回開催していきます。

田中OT7月ブログ写真①


講師は、かなえるリハビリ訪問看護ステーションの作業療法士、下川が行いました。
日を追うごとに暑さの増していく今日この頃、汗ばむ気候のなか40名ほどの方々が
参加して下さり、熱心に講座を受け体操に取り組んで下さいました!

今回は、ご高齢の方々が健康に生活していくために重要となる項目として、
転倒と認知症の2項目についてピックアップした講座でした。

最初に、転倒予防として姿勢や歩行の面からの対策と環境調整の方法について
お伝えし、全身を動かすことのできる体操をいくつか行いました。
認知症については、はじめに認知症に関するクイズを実施しました。
参加して下さった方々はとても積極的にクイズに答えて下さり、
楽しみながら認知症について学ぶことが出来ました。

次に、認知症予防として運動の大切さについて伝え、予防体操を行いました。
例えば、左右の手で異なる動きになる指折りや後出しじゃんけん等、
頭を使った体操で脳を活性化することのできる内容でした。で
きそうでできない難易度で、皆さん集中し会場が一体となり楽しむことのできる
笑顔の溢れる時間となりました。

田中OT7月ブログ写真②


1時間程度の講座でしたが、参加して下さった方々は、普段から抱える自分自身の
悩みや疑問を思い浮かべながら参加して下さっているようでした。講座の後には、
質問にきて下さる参加者の方もいました。

今回、かなえるリハビリ訪問看護ステーションとしてこの活動に参加
させていただき、実際に地域の方々からいま何が必要とされているのか、
直接反応を見ながら考えていくことのできる重要な活動になると思いました。
これからも地域の方々と関わりを持てるこのような活動を継続していくことが
大切だと感じました。

作業療法士 田中 玲
『泉尾商店街なんでも健康相談会』
こんにちは。
大阪市の西エリア(港区、大正区、住之江区、大正区)で活動しております、
作業療法士の野本です。

6月24日(金)大正区の「泉尾商店街なんでも健康相談会」に相談員として
参加させて頂きました。
その他の西エリアの療法士メンバーも交代で参加しました。
また、地域の相談員として、大正区地域包括支援センター、いずみの家の
社会福祉士、ジール大正ケアセンターの福祉用具専門員(靴のサイズ測定)、
看護師(血圧測定)、泉尾商店街の理事の方もおられました。
相談内容としては、膝や腰の痛み、お薬のこと、お医者さんにはこう言われたが
大丈夫だろうかと意見を求めに来る方、靴の相談、健康チェックのため血圧を
測りにきた方など様々でした。こちらで事前に用意していた体操のプリントを見て
興味を持ってくださり持ち帰った方もいました。
初の試みとして相談会開催のアナウンスの後、ラジオ体操の音楽を商店街に
流しました。
相談会会場の前のお店の方、相談に来られていた方が一緒に体操して頂けたので
良かったと思います。
ラジオ体操は、みなさん、子どものころからなじみがあり、音楽を聴くと
体が覚えている体操ですし、一生懸命体を動かしたら結構な運動量になります。
相談に来られた方の中にも「毎日やってるよ」と言っておられた方がいました。

野本OT7月ブログ写真①


体操の後、突然の豪雨。慌てて商店街の中の方へ移動しました。
天候の悪い中にも関わらず、来ていただいた方ありがとうございました。

野本OT7月ブログ写真②


地域の皆さんが集まりやすい商店街での健康相談という活動は、
身近に感じてもらえるので、継続することで介護予防につながると思います。
私たち療法士も専門職としてこういった地域活動に参加していくことは
必要だと感じました。
また、訪問の仕事をしていく上で、健康なときはどんなことをしていたのか、
どんな生活をしていた方なのか、を知ることの重要性を
この活動を通して気づくことができました。
お話を聞くことがメインになってしまいましたが、健康維持のために、
しっかりとアドバイスができるように知識をつけていきたいと思います。

作業療法士 野本 文子
Copyright © かなえるリハビリ訪問看護ステーション. all rights reserved.