皆でかなえる、皆で繋がる
『失語症の方との関わり方を考える』
もしあなたのご家族が失語症になったとき、どう接してあげればいいでしょう?

言語聴覚士の江村です。
2/13に社内勉強会を開催いたしました。
今回は「失語症の方との関わりを考える」です。

失語症とは脳卒中後に言葉がうまく話せなくなったり、
聞いた話が理解できなかったりする言語障害の一種です。
脳卒中になった方の約3割の方が失語症になるといわれています。
今後、高齢化がさらに進むにつれて失語症の方も増えることが予想されます。

そのヒントとなるのが「標準失語症検査」(SLTA)です。
この検査によってその人の失語症の傾向を知ることができます。
得意不得意がわかればどう話すと伝わりやすいか、
どんな方法で表現していただくと話してもらいやすいかを考える参考になります。

例えば、
聴く力が低下していても文字を補助に使うことで理解を促すことが出来たり、
言いたいことが出にくくても言葉の最初の音を聞くと言いやすくなったり、
どんな補助が有効かを考えるヒントになります。

同じ失語症の方は一人としておられません。
個別に様々な関わり方を考える必要があります。
その際はぜひ言語聴覚士にご相談ください。

言語聴覚士 江村
『研修会に参加してきました。』
1月に大阪府理学療法士協会の研修会に参加してきました。
研修の中で「モチベーションの上げ方のポイント」として、
武庫川女子大学の坂井先生のお話がありました。

モチベーションの高さは、「目標の魅力(やりたい)」×「危機感(やらなきゃ)」×「達成可能性(やれそう)」となり、モチベーションを高めるためとして、9つの効果があるという事でした。

◆目標の魅力として

 ・ラダー効果
  (自分が取り組んでいることは、とても大事な意味や価値があること)
 ・スポットライト効果
  (自分の取り込みにスポットライトが当たり、晴れやかな気持ちになること)
 ・オプション効果
  (自分が選んだ方法だから、納得できる)

◆危機感として

 ・ライバル効果 (ライバルに負けたくない)
 ・リンク効果 (自分がやらないと周囲に迷惑が掛かる)
 ・コミットメント効果 (周囲に宣言したので、やらないといけない)

◆達成可能性として

 ・ロールプレイング効果 (一度体験してみる)
 ・ナレッジ効果 (経験やノウハウを吸収する)
 ・フィードバック効果 (周りから話を聞く)


人は、人をコントロールすることはできない。
ただし、人に働きかけることはできる。
同じ人でも昨日の人と今日の人は気持ちや体調も含めて同じではない。

だから、モチベーションを高めるために、
9つの効果を相手の状況に応じて使い分けることが大事というお話でした。
とても興味深いお話しで、時間を忘れて聞いていました。

私は、地域で訪問リハビリを実施しています。
今回の研修会に参加して、リハビリを実施するのに相手の気持ちがとても重要だと
改めて感じた一日でした。


理学療法士 廣澤
『今年の目標』
こんにちは!
北エリア(北区、福島区、此花区、都島区)を中心に訪問してる理学療法士の本岡です。

今年もすでに2月に入り、年が明けてから1ヵ月以上が過ぎました。
新年を迎えるとよく「今年はどんな年にしよかな」「今年はなにをしよかな」と家族や友人と話しますよね。

小さい頃には書き初めで1年の目標を書いたこともありました。
ところが大人になり歳を重ねてくると目の前の事だけに追われ、
ただただ毎日を過ごしがちにならないですか?

昨年末に北エリアのリーダー金から「目標を立てるといいよ」と言われ、
その言葉が頭の中に残り考えていました。

リハビリの現場ではご利用者の心身状態を評価し、
短期・長期目標を立てサービスを行います。

ご利用者それぞれの目標はあるのに、
自分の目標がはっきりとしてないことに違和感を感じました。

そして仕事・プライベートと自分の目標を決めて、金に伝えました。
すると金もそれに応じてさらにアドバイスをくださりました。

それから昨年より毎日が充実しています。
1日の中の1つ1つの行動が目標に繋がっていると感じられるからです。

これはリハビリでも共通しているところがあります。
ある本で読んだ例え話をリハビリの場面に置き換えてみました。

筋力トレーニングをしている2人がいます。2人に何をしてるのですか?と聞きます。

1人は「ただ筋力トレーニングをしています。
毎日何回何セットやるように言われてるのでやってます。」

もう1人は「1人で歩くために足の筋肉を鍛えています。
家族と旅行に行くために1人で歩けるようになりたいんです。」

この2人は同じことをしているにも関わらず目標のあるなしで、
筋力トレーニングに対する意識ややる気に差がでてきます。
前者のようにやらされているようでは次第に憂鬱になるでしょう。
後者のように筋力トレーニングが目標と繋がっていれば
目標に近づいていくことに日々喜びを感じるでしょう。

皆さんは今年の目標を立てましたか?
1人では悩んでしまうというご利用者は担当の療法士に話してみて下さい。
療法士は目標を立てるところから一緒に考えます。
そして目標が達成できるように最大限サポートをさせて頂きます。
私達療法士の関わりが充実した毎日への一助となれば幸いです。


motooka.jpg

写真に写っているのは私とご利用者のK様です。
去年の夏頃はトイレに行くにも介助が必要でしたが自立され、
現在はリハビリでマンションの廊下を歩く練習をしています。

今年の目標は奥様と一緒に犬の散歩に行くことです。

理学療法士 本岡
『介護予防事業』
初めまして。12月16日に入職しました、理学療法士の北野宏樹と申します。

以前は病院で回復期病棟で一年半勤務しておりました。
今後は枚方市・寝屋川市・交野市で活動していく予定です。

私自身、経験はまだまだ浅く現在、訪問リハビリや介護予防事業に同行させて頂き、
実際に地域で働いている療法士の方が、どのような場で取り組みをされているのかを学ばせていただいています。

そこで、印象に残った介護予防事業の一つ、健康講座に参加させて頂きました。

健康を維持し、住み慣れた町で元気に過ごすために、
地域在住の元気高齢者に向け、介護予防教室が開催されています。

今回は、体幹や姿勢、歩き方等の話が中心でした。
また、実際に運動する場が設けられており、
参加者の方は熱心に運動に取り組まれておられました。

特に、お互いの歩き方や姿勢をチェックする内容は非常に盛り上がり、
「正しい姿勢や歩き方を知れてよかった。」
「姿勢が少し変わったのがわかる!」等のお言葉を多数いただきました。

このような活動の場を提供していくことも必要ですが、
今後も継続して地域で暮らし続けていくためには、
普段から日常生活で活動性を高めていくことが必要となってきます。

地域にこのような活動があること、参加者同士で交流できる場があることが、
地域での生きがいへとつながっていくのではないかと感じました。

理学療法士 北野
『認知症サポーター養成講座 開催!』
こんにちは!作業療法士の田中です。

先日西区キャラバンメイト連絡会の協力のもと、
当事業所の新人職員向けに認知症サポーター養成講座を開催して頂きました。

認サポ 写真①

私は以前にも参加したことはありましたが、
改めて参加する中で認知症に対する考え方や
接し方について見直すことができました。

近年、認知症という言葉はテレビや書籍などのメディアでも
多く取り上げられており、耳にする機会は増えてきています。

しかし、認知症についてどれだけの方が正しく理解し
サポートすることができるのかを考えるとあまり多くないように思います。

今回のような講座に参加することにより、
様々な症状やそれによって引き起こされる
日常生活の中での困りごとについて知った上で、
周囲の人の関わり方次第で解決できることが
たくさんあることが分かりました。

私たちのちょっとした心がけで認知症の方も
安心して暮らしていける地域を作っていくことが
できるのではないかと思いました。

認サポ 写真②


今後も認知症サポーターの一人として認知症の方や
そのご家族様を少しでもサポートしていくことができるように日々過ごしていきたいです。

作業療法士 田中 玲



※認知症サポーターとは
特定非営利活動法人「地域ケア政策ネットワーク全国キャラバンメイト連絡協議会」が実施する「認知症サポーターキャラバン事業」における認知症サポーター養成講座を受講・修了した者を称する名称です。現在認知症サポーターは全国に約540万人(平成26年9月末現在)おり、地域において認知症の方が穏やかに生活するための見守りや環境整備に尽力されています。
『ちょっとまってみませんか?』
こんにちは。作業療法士の田中孝英です。
私は主に東淀川区、淀川区、西淀川区を主として訪問業務をさせていただいています。訪問場所は、普通のお宅もあれば、老人ホームなどの施設にも訪問しています。

様々な場所で色々な利用者様と関わらせて頂いていますが、私なりに少し気になる場面があるので、その事について少し触れたいと思います。

私たちは、ご利用者様自身が「こうしたいなぁ」と思うことを、できる限りご自身でできるよう関わっています。具体的には、「意地でもトイレに行きたいねん」とか「外に行くにはどうしても階段降りれなあかん」とか、そういった日常生活上困っている事をなるべくご自身で出来るように目標を立てて関わっています。

でも、今できるかどうかの事って、無理して自分でやるとうまくいかなかったり、
下手をすると転倒して怪我をするかもしれません。
失敗してうまく行かず、やる気をなくすかもしれません。

やろうとしている方もそうですし、周りでそれを見ている人も同じだと思います。
そういう気持ちが強まると、どうしても本人も周りの人もストップをかけてしまいます。

だって怪我したら困るもの・・・。
できなさそうで困ってそうだもの・・・。
待ってたらいつまで時間かかるかわからないもの・・・。

そういう気持ちはよくわかります。
私もリハビリテーションというものを知るまではそうでした。

「時間がかかること」、「困ってそうな事」をこちらが全て介助すると、時間もかからず、しようとした本人も煩わしさを感じず良かったと思うかもしれません。
そうやって過ぎてしまう事が日常にたくさんあります。

全部してあげる事って優しいのでしょうか?

ある認知症の方と外をいっしょに歩くということをしました。
最近は寒いです。
寒い時は羽織るものがほしいです。

そんな寒いのならどんな生地の服を着ていこうか?
どの色にしようか?
上だけじゃなく下(ズボン)も変えた方がいいかもしれないなぁ
マフラー、手袋しようかな

「はい、これ着て行き」
ポンっと上着を渡されると上に書いたようなことは考えなくてよくなります。

この服の裏表は?
腕を通すにはどうしたら良い?
ボタン、ファスナーはどこについてる?
ボタンを留めるにはどうしたらよい?
ファスナーの閉め方は?
ちゃんと着ることができている?
座ってきた方が安全にできるかもしれない

本人が着ようとすると、何も言わずササっと着せてくれます。
そうすると前述のようなことは考えなくてよくなります。

ちょっと待ってみませんか?
場面場面で、意識的・無意識的に自分で考えて選ぶ事だけでもたくさんあります。
危険を避けるアドバイスや介助は必要です。

できる、できないも大事ですが、どこまでだったらできるのでしょう。
どうしたらできるのでしょう

介助するほうも色々事情はあります。
時間があるときで良いので、待つ時間を持ってみてください。


作業療法士 田中
『サテライト南港設置のご案内』
平成29年1月1日に「かなえるリハビリ訪問看護ステーションサテライト南港」を大阪市住之江区南港ポートタウン内に設置いたしました。

私たちは“利用者の想いをかなえる”為
より一層地域に根差し、誰もが活き活きとした在宅生活が送れるようサービス提供に努めたいと思っております。

安心した在宅療養を送れるよう、医師、ケアマネジャー、関連機関と連携しながらサポートさせて頂きます。

訪問スタッフは看護師以外にリハビリ専門職も在籍しており、リハビリテーションにも力をいれています。

介護と医療をつなぐ一助となれるように日々邁進していきますので今後ともよろしくお願いいたします。


サテライト南港責任者 作業療法士 藤田康雅

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