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皆でかなえる、皆で繋がる
訪問場面で気をつけていること
地域リハビリへ転職し早くも3年が経とうとしています。
病院でのリハビリテーション勤務を経験して病院とは異なる
訪問看護ステーションからの訪問リハビリに転職したうえで気をつけていること、
バイタルサインのチェックや緊急時の対応などリスク管理は当然として
お宅にお伺いする上で特に私が気をつけている“気持ち”の持ち方についてお伝えします。

自宅では“患者さん”ではない!?

①


病院では“患者さん”であった方も退院して自宅に帰ると
お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんの顔に変身します。
その方々で退院の背景は異なりますが住み慣れた家に帰ると
病院では見せなかった表情や振る舞いを見せてくれます。
病院では“患者さん”だったかもしれませんが
自宅で見せてくれる“その方らしさ”を尊重し
それに気づけるように心がけています。
具体的にはご本人だけでなく家族の方にもできるだけ話しを聞くことです。
家族からみた“その方”を知ることで家庭での顔が見えてきます。

また、自宅での生活空間に目を配ります。
飾ってある小物や写真、部屋の雰囲気、片付けの様子やリモコンなどが
手の届くところにまとめられているベッド周りなどに目を配ることで
なんとなく生活がイメージできると思います。
今までこんな感じで生活してたんだなぁと少しでも知るきっかけを探せば
“その方らしさ”を知る事に近づけるのではないかと思います。

訪問時間はきちんと守れていますか?

②


自分の家に他人が入ってくるとどう思いますか?
時間通りにくるか早く来るか、はたまた遅れてくるか。
心づもりというものがあります。
時間が決まっている時はできるだけ時間通りに行きます。
早く着いてもしばらく待ちます。
片付けて下さっている最中かもしれません。
着替えてくれている最中かもしれません。
起きたばかりかもしれません。
慌ててお食事を摂られているかもしれません。
それとは逆にまだかまだかと早くから待って下さっている方もいます。
待っている時の10分って長いですよね?
遅れる時は電話します。たとえ10分でもです。
待っている時の10分が長いことを知っていれば皆さんもそうしませんか?
ということで“時間通り”に気をつけています。

利用者さんのホームグラウンド

③


よく病院で見かけたのは病室にノックも声かけもなくいきなりカーテンをガシャッ!
「◯◯さん、リハビリですよ!」っていう光景です。
このマインドでは訪問リハビリは通用しません。
利用者さんのお宅にお邪魔させて頂くのです。
自分の持つ雰囲気は不快でないか、威圧感を与えていないか、
礼儀は守れているか、慌ただしくドアを開けていないかなど、
ご自宅の雰囲気にできるだけ早く溶け込むように努力します。

訪問しているといろんな性格や価値観を持った方がいらっしゃいます。
1人ひとりそれぞれ違うのが当たり前です。
しかし、どのような方にでも受け入れてもらいやすいように努力することは
私たちの仕事には必要なことだと実感しています。

作業療法士 藤田 康雅

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